NGCからのグレーディング帰還品です。
今回このレーマー広場を2枚出していました。
入手したときに記事は以下参照。
ドイツ フランクフルト 1863年 TALER レーマー広場(市庁舎)②
片方は外国のWAGオンラインオークションでの落札、もう1枚は国内の組合加盟店の入札誌で落札したものです。
WAGで落札したものはネット上で注意書きがあったにも関わらずドイツ語が理解できず、面倒で翻訳アプリにも入れることもせず、完全に見落としていましたが、エッジに数か所キズがあったため、エッジダメージのDetail判定になる可能性もあると思いながらグレーディングに提出。
もう1枚の国内の入札誌で落札したものはかなり安く入手できたものです。
1.スペック
- 発行国 ドイツ フランクフルト
- 発行年 1863年
- 額面 ターラー
- 重量 18.52g
- 品位 銀0.900
- 発行枚数 20,304枚
2.WAGで落札したレーマー広場

エッジのキズが気になっていたものですが、無事数字がつきました。
結果は「MS61」
状態としてはもっと上の数字がついてもいい状態だったので、エッジのキズで減点されていることは間違いありません。
MS61だとWAGでの手数料等を含めた金額からするとかなりの赤字ですが、そもそも見落としていたのですから仕方ありません。
3.国内加盟店の入札誌で落札したレーマー広場

こちらは状態の割に安く落札できたものです。
結果は「MS63」
現在の相場からするとかなり上乗せになりましたが、WAGの赤字分をようやく相殺できたくらいです。
4.レーマー広場
どういうわけかレーマー広場には縁があり、最初にスラブ入りの「MS62」を入手して以降、WAGでの落札が2枚、国内入札誌での落札が1枚と合計4枚入手していますが、WAGで入手した最初のものは状態がよくグレーディングで「MS64」で戻ってきたので、その「MS64」以外はいずれ手放すかもしれません。
MS64のグレーディングが戻ってきた際の記事
ドイツ フランクフルト 1863年 TALER レーマー広場(市庁舎)
建物や広場の情景(馬車や人)まで綺麗にデザインされていて、素晴らしいコインだと思います。
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