先日PCGSから戻ってきたグレーディング結果の一部を紹介していきます。
まずは海外オークションで落札したナポレオン3世のメダルです。
メダルは基本的に額面のある貨幣よりも人気がないので高くなることはありません。
もちろんメダルでも高いものは存在しますが、同時期、同国、同希少度というこで考えると圧倒的に貨幣の方が高く、メダルは人気薄です。
しかし、メダルというのはその大きさや厚みも貨幣よりも自由度があるので大きさ、重量感、デザイン、彫りの深さなど、それ自体を楽しむには非常に優れていると思います。
私は肖像で言ったらナポレオン3世が一番好きなので、貨幣も多くコレクションしていますが、メダルも好きです。
そんなナポレオン3世のメダルのグレーディング結果です。
1.スペック1
- 発行国 フランス
- 発行年 1867年
- 材質 銅
- 肖像 ナポレオン3世
- 直径 51.00mm
- 重量 61.09g

直径重量を見てもわかるようにとても大型のメダルです。
状態もとてもいいです。
2.スペック2
- 発行国 フランス
- 発行年 不明
- 材質 銀

エッジに少しあたりはありますが、表面自体のキズはそこまではありません。
銅メダルに比べると小さいです。
3.グレーディング結果
メダルならPCGSの方がいいかなと思って出してみましたが、その結果。


いずれもグレーディング対象外・・・・
えー、マジですか・・・
銀メダルの方はともかく、銅メダルの方はこんなふうに出所もきちんとしているし、そのメモも同封したんですけどね。
以下、オークションサイトでの説明文(直訳)
「展示会-世界の展示会
1867年-パリ銅メダル1867年(H.ポンスカルメ)公式記念メダル。 皇帝ナポレオン3世の頭。 左へ/展示計画を手にした翼のある天才が世界中に浮かんでいます。 特徴:CUIVRE。 51.0 mm、61.09 g ケースでは、オーガスティン130 Divo544コリニョン1921ウィンズ。 」
公式メダルって書いてありますので、これがグレーディング対象外というのは理解できません。
まぁ、メダルだし、重量感や質感も感じたられるように裸のまま持っていればいいかな。
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