前回AWの感想を書きましたが、本当のところ、私が狙っていたコインは以下のものです。
- セイロン 1957年 5ルピー PF67 ULTRA CAMEO
- ニュルンベルク 1745年 ターラー都市景観 MS62
- レゲンスブルク 1756ICB ターラー都市景観 MS61
- チューリッヒ 1790年 ターラー都市景観 MS61
- スイス 2020年 50フラン銀貨 現代射撃祭 PF70 ULTRA CAMEO
そしてこの本命はすべて敗退しました・・・
もう初日の時点でなんとなく予想はしていました。
そのため、参加賞狙いで何か、と思って入札したものが今回紹介するメダルです。
メダルはデザインも彫りもいいものが多いですが、貨幣に比べると人気薄なので純粋に楽しむにはいい分野だと思います。
実際、海外のオークションでもナポレオン3世のメダルは好きで落札したりしていますが、海外で落札したときのいろんな経費を考えると日本国内で出てきたときは狙ってもいいかなと思っています。
1.スペック
- 発行国 フランス
- 発行年 1862年
- 材質 銀
- 直径 34.9mm
- 重量 20.0g
- 発行枚数 不明

元のケース付きで、大事にケースに閉まって保管されていたことがわかる未使用の状態です。
2.ナポレオン3世コイン
もうこのブログでは何度ナポレオン3世が登場したかわからないくらい紹介していますのでナポレオン3世について特に書くこともありませんのでコインについて書きます。
ナポレオン3世は数多くのメダルを残しています。
また、フランスはESSAI大国なのでナポレオン3世のESSAIも当然多くの種類があります。
そんな中、100フラン金貨のESSAIなどは本当に高値で取引されています。
いや、私なんかが高値という表現を使っても伝わらないほどの高額です。
2020年のMDCではナポレオン3世100フランプルーフ金貨が手数料込み日本円で約8000万円超で落札されました。
ナポレオン3世コレクターなら本当に夢の1枚です。
今年のMDCにもやはり同じくらいお宝のナポレオン3世100フランプルーフ金貨のピエフォーが出品されるみたいです。
今回はどのくらいの価格になるでしょうか。
アンティークコインって、数千円で楽しめるものもあれば億のコインまでありますので、それぞれの資産状況で楽しめるのもいいところだと思います。
しかし、家が何軒建てられるんだろ・・・・
3.AWの感想番外編
前記事でAWの感想を書きましたが、大型オークションでは非常に価格が高騰しています。
元々アンティークコインに限らず、骨董品やレアなものであればオークションに欲しい人が2人以上いれば価格は上がります。
資金力がある人、絶対に落札したい人が多数集まれば高騰は自然に生まれる現象です。
しかし、一旦冷静になってみると、あれ、このコイン、あのコインショップでもっと安く売ってたけど、というコインもいくつかありました。
本来オークションというのは店頭販売よりも低額で入手できるものですが、オークション特有の雰囲気や落札したいという気持ちで熱くなり、相場を超えたりします。
日本国内のオークションだけではなく、ヘリテージなどでも高値になっています。
2020年の終わり頃から私はebayなどで海外のショップから購入することも増えました。
探せば確実に今のオークションの価格より低額で入手できるものがあります。
常にいろんなオークション、ネットショップなどを見て、日頃から価格を調べておくことは本当に大事だと思います。
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